日本人には馴染みが深い日本茶。
美容と健康の仕事を続ける中、心と体が健康であって欲しいと思う気持ちから、お客様に召し上がっていただくお茶も身体に良いものをと常日頃思っております。そして「日本茶」を美味しく召し上がっていただけたらと思うようになりました。
5年ほど前、日本茶のことに触れ話しをするようになっていたのですが
「日本じゃ当たり前すぎるから、海外に行かなきゃ難しいんじゃないか」というご意見がとても多かったのを思い出します。
ですが、自分自身ふと飲み物を口にするとき「ホッとする」のは、やはり日本茶なんですよね。仕事が終わり、自宅に帰って家事を済ませ、子供が寝たあとに頂く一杯の日本茶が1日の疲れがスーっと取れてくるのを感じます。
手軽にこんなにもホッとした気持ちにさせてくれる日本茶の魅力を伝えたいと改めて思うようになりました。
以前、20代の方とお話をする機会があった時に日本茶について伺いましたら
家で飲む習慣はなく、飲んでもペットボトルのお茶を買って飲むぐらいですというお話でした。
最近では日本茶のカフェも増えてきていますが、日常の中で飲む機会はまだ少ないようです。
今回は身体にとって良い日本茶について、ご紹介していきます。
朝飲むオススメの日本茶は?
朝は温かい煎茶で頭とからだをスイッチオン!
日本茶(緑茶)に含まれるカフェインの覚醒作用で、目覚めがスッキリします。また、温かいお茶を飲むことで内臓が温まり、血行が良くなりますし、食欲やお通じにも働いてくれます。
緑茶にはビタミンCやカテキンが含まれているので健康や美容にとても良いですね。二日酔いの時には、カフェインが酔いを覚ましてくれますし、利用作用でアセトアルデヒドの排出を促してくれるので、とても有効的です。
ですが、空腹時には刺激になるので、食後に飲むことをお勧めします。また、胃腸の弱い方は、番茶やほうじ茶の方が良いでしょう。
オススメの煎茶の飲み方
急須に茶葉を入れる。
↓
お湯を急須に入れる。(お湯の温度90℃〜100℃)
上級煎茶は旨味成分を多く含むため、80℃くらいまで温度を下げて淹れると渋みが抑えられ旨味が引き出されます。
↓
湯飲みに廻し注ぎします。
昼飲むオススメの日本茶は?
昼はかぶせ茶で食後の時間を楽しみに♪
玉露と煎茶の中間で、低温で淹れると甘みが出てまろやか、高温で淹れると渋みが引き出されサッパリとした味になる、その時の気分に合わせて飲める「かぶせ茶」がお勧めです。食後の時間を楽しむには低温で、口の中をさっぱりとさせたい方には高温で。
また、カテキンは食中毒や虫歯の予防にも働いてくれるので、煎茶を食後に飲むのも良いでしょう。
オススメのかぶせ茶の飲み方
【甘みを引き出す飲み方】
お湯を湯飲みに入れて、湯を冷ます。湯冷ましがあると便利です。
↓
急須に茶葉を入れる。
↓
湯冷まししたお湯を急須に注ぐ。1分半〜2分待ちます。(お湯の温度は60℃くらい)
↓
湯飲みに廻し注ぎします。
まるでお出汁のような味わいが楽しめます。
二煎目はそのまま熱いお湯を注ぎ、待たずに湯飲みに注ぎます。
【渋みを引き出す飲み方】
お湯を湯飲みに入れて、湯を冷ます。
↓
急須に茶葉を入れる。
↓
湯冷まししたお湯を急須に注ぐ。30秒ほど待ちます。(お湯の温度は80℃くらい)
↓
湯飲みに廻し注ぎします。
二煎目はそのまま熱いお湯を注ぎ、待たずに湯飲みに注ぎます。
夜飲むオススメの日本茶は?
夜はカフェイン少なめのほうじ茶でリラックス!
1日の疲れを癒す時間には、睡眠を妨げないためにもカフェインが少ないほうじ茶がお勧めです。ほうじ茶は炒ることでカフェインが少なくなる傾向にあるからです。
他には、水出ししたかぶせ茶や煎茶はカフェインの抽出量が少ないので、カフェインが気になる方にもオススメですし、甘みうま味が増すので、ゆったりとソファーに座りながら飲むとリラックスできるでしょう。
オススメのほうじ茶の飲み方
急須に茶葉を入れます。
↓
お湯を急須に入れる。(お湯の温度は100℃の熱湯で)
熱いお湯で淹れる事で香りを味わえます。
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湯飲みに廻し注ぎします。
まとめ
気分や時間帯によって選べる日本茶の飲み方をご紹介しました。
皆様も健康や美容に良いとされている日本茶を、毎日の生活の中に適度に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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