「いびき」はなかなか自分では気づかないものですが、家族や周りの方に指摘されて悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
いびきを改善するための方法は様々ありますが、ご自分のいびきを聞いたことがあるという方は少ないかと思います。
今回は、いびきを大胆にかくと指摘されたことのあるKireiの近藤が「いびきアプリ」に挑戦してみました。
◎いびきアプリ 初日
今回使用したアプリはいびき対策のための「いびきラボ」(無料版で試してみました)
いびきの録音もできるので、現状を知ることもできますし、寝る前にセットするだけと簡単なので早速お願いしてみました。
1回目 2019年 2月4日 月曜日
一番上にあるグラフは、どの時間帯にどのくらいのいびきをかいていたかわかるもので、横軸が時間、縦軸がいびきの大きさになります。
驚くことに、ほとんどの時間いびきをかいていますし、「激しい」いびきがこんなにも長い時間あるという結果になっていました。
半円のいびきスコアと書かれているものがいびきをを数値化したもので、数字が大きいといびきをかいている時間が長く、大きないびきをかいているということだそうです。一般的には、25〜30くらいの方が多いそうなので、この結果からもとてもひどいいびきなのがわかります。
そして、一番ひどいいびきが録音された部分は、無料版でも再生できるそうで聞いてみると・・・
「グワー」「グオー」と怪獣のようないびきが!
本人も大変びっくりしておりました!
この気になる「いびき」、そもそもどうしてかくのでしょうか。原因をあげていきましょう。
◎どうしていびきをかくの?
・空気の通る上気道が狭くなることで発生する
就寝中、全身の筋肉が弛緩し気道が狭くなったところを、息を吸うときに空気が通るため、空気抵抗が大きくなり、粘膜が振動して音が出るようになります。
また、舌を支える筋肉も弛緩するため、喉の方に舌が落ちてくることから発生します。仰向けになているとなる方が多く、より上気道が塞がれやすくなります。
◎いびきの起こる原因
・太り過ぎ
普通体型の方に比べると喉に脂肪が付いていることが原因で、横になった時に脂肪が気道を圧迫し、いびきをかきやすくなります。
いびきを改善するために減量が良いとされています。また、仰向けより横向きに寝た方がいびきが改善されやすいことから、いびき枕を使用するのも良いでしょう。
・口呼吸
鼻炎や風邪、花粉症などで口呼吸になっている場合、乾いた空気が送られるため肺や喉に負担がかかり、喉が炎症し気道が狭くなってしまうことがあります。。本来であれば、空気が鼻を通るときに菌やウイルスがブロックされ感染症を防ぎ、また鼻の粘膜を空気が通ることで空気が潤い乾燥を防いでくれています。
また、口呼吸はアゴも下がるので、喉も圧迫されやすくなりいびきをかきやすくなります。日本人は骨格的に顎が引っ込み気味なのでいびきをかきやすいとも言われています。
・飲酒
アルコールを摂取すると全身の筋肉が弛緩し、舌が喉の方に落ちてきていびきが発生しやすくなります。また、血流がよくなり鼻の粘膜が膨らむこと、体の水分量も減って粘膜が乾き鼻通りが悪くなることも原因と言われています。
・枕の高さ
枕は高すぎても低すぎてもいびきが出やすくなります。オーダー枕を作れるところで見ていただくのも良いですし、手軽なところでは、枕が低い可能性のある方はタオルをたたんで枕にかけてみるのも方法の一つです。(5ミリほどで調整してください)
原因も様々で、この他にも薬や生活習慣などありますが、近藤の場合は減量と枕の高さから取り組んでみることにしました。
◎いびきアプリ2回目の結果
2回目 2019年 2月23日 土曜日
この時点では、枕にバスタオルを二つにたたんでかけていたそうです。
減量に関しては、まだ十分な結果は出ていませんが、いびきスコアの数値の減少と、激しいいびきの時間が減りました!
さらに結果を出したいため、枕の調整をさらにしてみることに
◎いびきアプリ3回目の結果
3回目 2019年 2月26日 火曜日
いびきスコアが一般の30に近づきつつあります!
また、激しいいびきが完全になくならないものの、静かな時間が増えてきました。
この時の枕の高さは、バスタオルを3回たたみ正方形にしたところから、もう一度半分にたたんだバスタオルを枕の下に入れたそうです。
これは前回よりも高さが出たかたちになります。
枕の高さだけで、こんなにも変わるのですね!
引き続きいびきに関しては、改善するように様子を見ていきたいと思います。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。たまにかくいびきはまだ体への影響は大きくないと言われていますが、からだに悪影響とされている睡眠時無呼吸症候群の場合もあります。無酸素状態になり、脳が覚醒して眠りが浅くなり運転や仕事、勉強などに支障をきたします。また、心拍数も上がることから循環器にダメージを受けやすくなるので、いびきがひどいと感じた方や周りの方からいびきを指摘された方は、対策をされたり、きになるときは睡眠外来を受診されるのも良いでしょう。
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