更新日 2019.04.16

冬になると気になる喉の痛み、原因や対処方法をご紹介

冬になると喉がイガイガしやすかったり、喉の不快感があったり痛みがあったりすることがありますよね。季節の変わり目は体調を崩しやすいことで有名ですが、風邪ではないのに喉が痛んだりするととても気になります。今回は冬に何故喉が痛みやすいか、原因や対策などを詳しくご説明したいと思います。

 

◎何故冬は喉が痛みやすいのか?

主な原因としては「乾燥」です。冬場は外も室内も乾燥しがちなので、自然と喉の潤いが減ってしまうので不快感を感じやすいといえます。また、気温の低さもうるおい不足につながります。喉が渇くと喉の粘膜が乾燥して防御機能が低下してしまい、その結果ウィルスに感染しやすくなります。また、乾燥しているところではウィルスが活発になりやすいのも原因のひとつです。

また、寝ているときに口で呼吸をしている方はより一層乾燥にさらされてしまいます。寝付くときは鼻呼吸でも、熟睡に入ると口呼吸になってしまう方もいらっしゃるので、無意識に口呼吸をして喉の粘膜が痛んでいる場合があります。冬は室内も暖房などにより乾燥が強くなるので口呼吸で寝てしまうと喉に相当なダメージが加わってしまいます。

 

◎喉のケア方法をご紹介

喉のイガイガ・不快感・痛みにはのど飴やトローチなどが有名ですが、その他にも喉のケアをする方法があるのでご紹介させていただきます。簡単にケアできる方法を集めましたので、是非ご参考にしていただけますと幸いです。

・マスク
喉のうるおいを保つためのマスクはとても効果的です。外出中はウィルスの予防だけでなく乾燥も予防することで喉のケアとしてとても最適です。マスクをすれば自分の呼吸も加わるのでとても乾燥しにくくなります。最近ではマスクの中にうるおいを足すシートを挟みこんで使用するような商品も発売されているので、エアコンの真下で仕事しなければならない方などにとてもおすすめします。

 

・部屋を加湿する
加湿器で加湿するのは勿論、濡れたタオルや布などを近くに掛けておくと加湿効果が得られます。適正湿度は50~60%とされているので、設定できる加湿器をお持ちの方は65%程度に設定しておくと良いでしょう。とても寒い日などはエアコン等の暖房が強く運転されることになるので少し高めの湿度で設定しておくことをおすすめします。

・うがい
ウィルス対策のイメージがあるうがいですが、喉のうるおいを補う効果もあります。緑茶でうがいをすればカテキンの抗菌効果も得られるおで喉のケアとしてとても最適です。

 

・意識的に鼻呼吸をする

気が付くと口呼吸になってしまう方は、特に気をつけて鼻呼吸をするようにしましょう。口呼吸はウィルスの影響も受けやすいので、体調管理のためにも口呼吸ではなく鼻呼吸を癖付けることをおすすめします。

 

◎喉の痛みに良い食べ物を知って早めに喉の痛みを解消

喉のケア方法をご説明しましたが、今度は痛みがあるときにのど飴・トローチ以外にどんな食べ物が喉に良いかをご説明致します。

喉が痛いときは喉に刺激を与える食べ物を摂取するのをやめましょう。辛いものや酸味の強いもの、炭酸や熱すぎるものもなるべく控えましょう。

やわらかい食べ物が喉にやさしいので、うどんや茶碗蒸しなどで喉越しの良いものを食べるようにします。

・ネギ
ネギには殺菌効果があるので、火を通して食べることで殺菌効果「アリシン」を摂ると良いとされています。

・大根
大根には抗炎症作用があるといわれています。大根の辛味成分「アリルイソチオシアネート」は少し刺激があるので大量に摂取するのは控えてください。辛味成分が抗炎作用とされるので、できるだけ生のすりおろしたものを食べることをおすすめします。

・はちみつ+生姜、はちみつ+金柑
はちみつも大根のように抗炎作用があります。生姜のショウガオールは血行をよくするはたらきがあるので、はちみつと生姜でしょうが紅茶を作って飲むと喉のうるおいと血行促進・抗炎作用があるので是非試してみてはいかがでしょうか。

また、金柑はハチミツに浸けるとハチミツの抗炎作用とビタミンCを一緒に摂取することができ、皮に栄養が沢山あるので栄養素も効率よく摂取することができます。

◎辛い喉の痛み、ケアをして解消しましょう!
冬に痛みやすい喉のケア方法・喉に良い食材などをご紹介させていただきました。
喉は体調を左右させるとても大切な器官です。なるべく気をつかって冬の体調管理をしてみることをおすすめします。

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