更新日 2019.04.16

インフルエンザ予防にはまず手洗いから!詳しいやり方など解説!

冬になると流行するインフルエンザ。感染してしまうと仕事や家事・育児に影響が出るだけでなく周囲の人にもうつしてしまうので極力かからないようにしたいものです。
今回はインフルエンザの感染経路やインフルエンザ予防に最適な手の洗い方などを詳しくご紹介させていただきたいと思います。
蔓延するインフルエンザから身を守るためにも、是非ご参考にしていただけますと幸いです。

 

◎インフルエンザの感染経路は?

 

インフルエンザの感染経路として主に挙げられるのは「飛沫感染」と「接触感染」の2つになります。

・飛沫感染
インフルエンザウイルスに感染した人の咳やくしゃみによって飛んだ飛沫に含まれるウイウルスを口や鼻から吸い込むことでウイルスが体内に入ることを飛沫感染といいます。

・接触感染
感染した人が咳やくしゃみに触れた手や鼻水などの粘膜に触れたあとの手で公共の場の物などに触るとその触った場所にウイルスが付着します。そのウイルスを他の人が触ってそのあとに口や鼻などの粘膜に触れればウイルスが体内に入り込んでしまうこともあります。

 

◎普段やっている手洗い、十分にしっかり洗えていますか?

上記でご説明させていただいた「接触感染」。これは手洗いを入念に行うことで感染の確立を低くすることができます。
「私は帰宅時に毎回手洗いしているから大丈夫!」と自信のある方も、本当に十分に手を洗えているでしょうか?実は、なんとなくやっている手洗いですが、意外にもしっかり洗えてない方が多くいらっしゃいます。手洗いをして一安心・・・と思いきや想像とは反して洗い残しが多く、洗い残した部分にウイルスがいたら大変です。

では、実際にどんなところが洗えていなかったりするのでしょうか。
手洗いが不十分にないやすい部位を挙げてみたいと思います。

 

・手の指先
指先は特に洗い残しが多い場所です。
特に人差し指と中指は使う頻度も高く念入りに洗わないと洗い残しがたくさん。
手の平や指と指の間は入念に洗っている方が多いと思いますが、指先・爪と指の間はあまり入念に洗っていない方が多いように思います。
食事をするときによく使う指なので、特に注意して洗いたいです。

・手の甲
手の平を入念に洗っていても、手の甲はさらっと洗われていらっしゃる方、結構多いと思います。
あまり触れない部分と思われがちですが、手を組んだりすると指に汚れがうつりやすいです。
手の甲も忘れずに洗いましょう。

・手首
袖で隠れているので洗うことを忘れがちな手首ですが、机に置いたりするので汚れやウイルスはしっかり付着します。

 

◎正しい手洗い方法を覚えてウイルスを手指から撃退!

洗っているつもりがあまり入念に洗われず汚れやウイルスが残りやすい箇所をご説明させていただきました。では今度はどうやって手を洗ったら洗い残しがなくなるのかをご説明させていただきたいと思います。

 

1. 流水で手を十分にすすぐ

2. 石けんを付けてしっかり泡立てる
→泡立てることで汚れやウイルスが流れ落ちやすくなります。

3. 手の平、手の甲、指の間を擦り合わせてさらによく泡立てる

4. それぞれの指を反対の手で握るようにしてしっかり根元まで洗う

5. 手の平に泡を乗せて爪を手の平にやさしく擦りつけながら爪と指の間を洗う

6. 手首を反対の手で掴むようにして洗う

7. 石けんを流水でしっかりと洗い流す

8. 清潔なタオルで水分をしっかり拭く
→不清潔なタオルで水分を拭くとかえって布の汚れや菌が付着してしまいます。ハンカチやタオルは清潔なものを持ち歩くようにしましょう。

 

◎手をしっかりと洗ってインフルエンザの接触感染を予防しましょう

「手洗い」とだけ聞けば日常的なもので、インフルエンザの予防にはあまり重要視されていないようなイメージもありますがインフルエンザの接触感染の一番のルートは「手」から、つまり手洗いがとても重要な予防方法となります。
しっかりとした手洗いを身に付けて、インフルエンザの接触感染の予防をしましょう!

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