更新日 2019.04.16

寒い冬だからこそ快適な睡眠で健康管理を

冬は身体の末端が冷えてなかなか寝付けなかったり、せっかく眠れたと思ったら真夜中に目が覚めてしまったりと、睡眠に対する悩みが増える季節ですね。風邪をひいたり体調を崩しやすい冬だからこそ、しっかりとした快適な睡眠をとって健康管理に一層気をつけたいところです。
今回は、そんな冬の快眠法をまとめて記事にしてみました。是非、ご参考にしていただければ幸いです。

 

◎ストレッチを取り入れて快眠へ

寝る前のストレッチは深い睡眠にとても効果的です。心身の緊張をほぐしてくれるので寝つきが良くなります。ストレッチは筋肉を緩めるので血流が良くなると共に、副交感神経を優位にしてくれるのでリラックス効果も得られます。キツいハードなストレッチは寝る前にはおすすめしませんが、気持ち良い程度のストレッチは快眠につながります。

あぐらをかいて背筋を伸ばしたり曲げたりする股関節周りのストレッチや、仰向けに寝て手足を天井に向けたまま力を抜いてブラブラとさせて筋肉の緊張をほぐしたりすると簡単にストレッチをすることができます。

 

◎入浴で効率よく快眠につなげる

寒い日には眠る1,2時間前に入浴するのをおすすめします。入浴することで体温の発散が促進。人が快適な睡眠をとるための体温に適した体温変化が起きます。ただし、眠る直前の入浴は体温が上昇し目が覚めてしまうので、眠る直前に入浴する場合は熱いお湯や長湯を避けると良いでしょう。

 

◎寝る前のおすすめドリンク

あたたかいノンカフェインのハーブティーは沈静と癒し効果があり、ホットドリンクは身体もあたたまるので寝る前に飲むとおすすめです。また、冷えは睡眠を妨げるので、しょうが湯やしょうが紅茶で体温上昇を図るのももおすすめです。はちみつを入れると美味しいので飲みやすさがアップします。どちらも飲みすぎは厳禁で、1杯をゆっくり飲むことをおすすめします。

 

◎快適な寝室の温度

16度~20度前後まで寝室を暖めておくのをおすすめします。室温が16度以下になっていまうと寒さによって熟睡感が阻害されてしまいます。10度以下になると更に熟睡感が減るようなので、できるだけ10度以上は保っていたいです。

 

◎敷布団にも一工夫で快眠効果

寒い冬の夜はつい厚着をしたり掛布団を増やしたりするイメージが強いですが、過度な重ね着・過度な掛布団は睡眠中の動き・寝返りを阻害してしまうのでできるだけ敷布団にこだわりましょう。敷布団は熱が逃げるのを阻止してくれるので保温効果に役立ちます。毛布のような厚めのシーツ・敷き布団を使うことで効果的に布団の熱を逃がさないようにしてくれます。

 

◎布団の中を暖めすぎるとかえって入眠しにくくなる

布団の中はとにかく暖かいに越したことはないと思いがちですが、人の身体は少しずつ体温低下することで快適な睡眠が取れるといわれています。電気毛布などで過剰に布団の中を暖めてしまうとかえって熟睡感が減ってしまうおそれがあります。
眠る直前まで暖めておくのは良いですが、睡眠に入ってからも過剰に暖かい状態が続いてしまうと夏の熱帯夜のような寝苦しさを感じたり、適切な体温低下が行われず眠りが浅いような状態になってしまうことがあるので、電気毛布や電気あんかは寝る直前に切るなどして注意していただきたいです。

 

◎快眠方法を積極的に取り入れて冬でも快眠!
なかなか寝つきが悪かったりする冬ですが、適切な対応をとることで快適な睡眠をとることが可能です。「頭寒足熱」といわれるように、眠るときは頭は冷えている状態で、手足が暖かい状態なのがベストといわれています。末端が冷えて眠りにくい時などは手足をあたためるなどするとよりよい睡眠が取れるので是非お試しになってはいかがでしょうか。
また、夜中にトイレに起きた時にトイレや廊下が極端に寒いと血圧が急上昇し心臓に負担がかかるといわれているので、ベッドの横にすぐ羽織れるガウンを用意したり、トイレに即時で点く暖房を設置したりと工夫してみると良いでしょう。

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kirei.press編集部です!ここでは、35歳以上の女性、男性に向けた健康と美容に必要な情報をお届けいたします。
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