更新日 2019.04.16

つらい生理痛。少しでも緩和したいあなたにおすすめの方法

毎月やってくる生理。何もなく終わるなら良いですが、つらい生理痛が毎月伴う方も多いのではないでしょうか。辛い痛みに毎月耐えないといけないなんてとても大変ですよね。お仕事や家事・育児で思うように休めなったりすると更につらいと思います。今回はそんな生理痛の原因をはじめ、緩和する方法をできるだけご紹介させていただきたいと思います。

 

◎そもそもどうして生理痛は起こるの?

生理痛は正しくは月経痛と呼ばれ、人によって生理痛のひどさも個人差があります。生理痛の主な痛みの原因はプロスタグランジンという物質であることが多く、生理の時に子宮から子宮内膜をはがし子宮外へ排出するときに子宮を収縮させるはたらきがあるといわれています。この働きが強い痛みを引き起こすとされています。

生理痛は子宮頚管がかたい出産を経験していない人が多いといわれていますが、出産後の女性でも生理痛で悩んでいる方もいらっしゃるので、こちらも個人差があるようです。

◎生理痛の緩和方法

・冷え対策

多くの女性の悩みである冷え。冷えは生理痛が引き起こされる大きな原因のうちの1つです。冷えの原因としては自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れ、筋肉量の減少や薄着やきつい衣類による血行不良などが挙げられます。
生理中だけでなく生理がない日も身体をなるべくあたため、冷えのない生活を送ることが大切です。

対策として、カイロをお腹や腰の近くに添えたりあたたかい服装を身につけるよう心がけましょう。

・生理痛の時のカイロのおすすめの貼る場所
生理痛のとき、カイロを使う方は多いと思いますが、お腹にあてている方が多いのではないでしょうか。日常的にお腹や子宮近辺をあたためるのはとても効果的ですが、痛みに対しての緩和としては腰に貼ることをおすすめします。腰にカイロを当てると痛みが緩和されるといわれているので是非ためしていただきたいです。

・首や脇の下、太ももの付け根などを冷やさないような服装を身につける

首・脇の下、太ももの付け根はリンパが集まっている箇所で、ここの温度があたたまると身体全体があたたまりやすいといわれています。ノースリーブの服はわきの下が冷えてしまうので生理痛のときはあまりおすすめできません。
その他には腹巻も生理の時だけでなく日常的に使うことをおすすめします。

◎生理痛に効くツボ

生理痛に効くツボとして代表的なのは「三陰交」という足の内側のくるぶしから指三本分ほど上の位置にあるツボです。ここを指の腹で少し痛いなと感じるくらいの強さで押します。生理痛でつらいときはこのツボを少し押しただけでも痛気持ち良いのでおすすめです。

 

◎生理痛にはアロマテラピーも効果的


生理痛は精神的ストレスや不安が要素となって引き起こされる場合があります。沈静効果のあるセラニウムやラベンダー、イランイラン、カモミールなども効果があるといわれています。痛みがあるときのアロマテラピーも効果があるとされていますが、日常的なアロマテラピーでストレスを取っておくのも大切なことです。これを機械に日常にアロマを取り入れてみましょう。

◎骨盤のストレッチで生理痛対策

生理痛にはお腹から下半身の筋力低下、骨盤底筋の硬直もよくないので骨盤まわりのストレッチで筋肉をやわらかくしてあげることでも痛みが緩和されることがあります。具体的なやり方としては仰向けになり、足裏を合わせるように膝を開きます。骨盤周りがよく伸びているのを感じながら気持ちの良いところまで膝を広げていきゆっくりと深呼吸をしリラックスします。

◎生理痛の緩和方法を知って辛い生理痛を乗り越えましょう

生理痛の緩和方法についてご説明させていただきました。普段の生活習慣やストレス、食べ物などで緩和できることも沢山あるので、是非生理痛に毎月悩まされていらっしゃる方は上記のポイントを試してみるのはいかがでしょうか。また、生理痛は少しの不調や冷えなどでおきやすいものではありますが、異常に痛みがあるものは病気が隠れていることもあります。耐えられないほどの痛みがあるときは無理をせず病院で診てもらいましょう。

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