上品な甘さで見た目にも美しい和菓子。皆さんも和菓子作り体験をしたいと考えられたことはありませんか。お菓子作り教室と聞くと洋菓子作りの教室をイメージしますが、探してみると和菓子作り体験できるところがありましたので行ってきました。
そもそも和菓子とは、日本で昔から作られているものですが、室町時代にお茶を飲む風習が広まるとともに菓子が茶席に登場するようになり和菓子の基礎が築かれ、江戸時代には菓子を楽しむことができるようになったことから、様々な工夫を凝らした見た目にも美しい和菓子が誕生したと言われています。
この繊細な和菓子づくりをしてみたいという思いから、和菓子作り体験に行ってきました。そして、その様子をご紹介する前に和菓子の種類を簡単にまとめてみました。
◎和菓子の種類
・生菓子
餅物(おはぎ、草餅 など)、蒸し物(蒸し饅頭、ういろう など)、焼き物(どら焼き、カステラ など)、流し物(羊羹 など)、練り物(練り切り、ぎゅうひ など)、揚げ物(あんドーナツ など)
・半生菓子
あん物(石衣 など)、おか物(最中 など)焼き物(桃山 など)、流し物(羊羹 など)、練り物(ぎゅうひ など)
・干菓子
打ち物(落雁、片くり物 など)、押し物(塩がま など)、掛け物(おこし、砂糖漬け など)、焼き物(ボーロ、米菓 など)、あめ物(有平糖 など)
このように様々な和菓子がありますが、草餅や団子など時間をおくと硬くなってしまう物は、その日のうちに食べていただくことから「朝生菓子」と呼ばれています。また、繊細な技術を生かして四季を映し出すねりきりや羊羹、こなし、求肥などのは「上生菓子」と呼ばれ、おもてなしや祝い事の場で重宝されています。
さて、今回はこの上生菓子の中の練り切りの和菓子作り体験に行ってきました。
◎和菓子作り体験レポート!
【体験内容】
・練り切り バラの作り方 (バラ2個)
今回、練り切り餡はご用意してくださっていたので、バラの土台を作るところから始まりました。
1 練り切り餡は、この3色。
まずピンク色と白色の餡をざっくりと混ぜ、平らに丸くのばします。(あまり混ぜすぎると色がまだらな模様にならなく、薄ピンク色になってしまいます。)
2 1で作った混ぜた餡の真ん中に、黒色の餡を乗せて包みます。
3 ここからはスプーンで花びらを作っていきます。スプーンの先を斜めに押し付け、ほんの少し外側に軽くスプーンを倒します。ふっと力を抜くようなイメージです。
4 さらに外側の花びらを作り、最後に中心の花びらをスプーンの先で3箇所軽く押し付けて完成!
花びらの枚数もお好みに合わせて増やしても綺麗ですね。
また、特別な道具を使わず、身近なスプーンで作れるも魅力的ですね。
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