健康診断で毎年気になるコレステロールの値。コレステロールが悪いわけでは無いのですが、病的に高いと心配!
普段から食生活に気をつけているのに何故か高い・・・。運動もこまめにするようにしているのになかなか下がらない・・・など、コレステロールは悩みのタネですよね。
今回はそんな下がりにくいコレステロールに良い効果のある食品を10種類ご紹介したいと思います。積極的にコレステロールの排出を促す食品を取り入れて、ストレスなくコレステロールの対策をしましょう!
◎サケやイワシなど脂肪の多い魚
魚に含まれるオメガ3脂肪酸はコレステロールを下げる効果があるといわれています。具体的には血管壁にはりついた悪玉(LDL)コレステロールを取り去り、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあるといわれています。有名なDHAやEPAもオメガ3脂肪酸の1種です。
◎アマニ油やエゴマ油
これらの油もオメガ3脂肪酸と呼ばれています。アマニ油にはαリノレン酸というオメガ3脂肪酸が含まれています。オメガ3脂肪酸は血管をしなやかにし中性脂肪を減らすはたらきもあるといわれています。
◎ナッツ類
お菓子の代わりにナッツ類を摂るようにしてもコレステロールに効果的です。ただしカロリーは高めなので食べすぎに注意しましょう。
◎豆類
日常の食事に豆を加えるだけでもコレステロールの減少に役立ちます。たんぱく質も豊富な豆ですが、食物繊維が豊富なことでも有名です。豆の食物繊維がコレステロールの排出にとても良いはたらきをするといわれています。
◎海藻類
コレステロールは摂取を避けるというよりも、血管に溜まってしまったコレステロールの排出を促すことが大切なのですがコレステロールの排出量を減らすには海藻がとても効果的です。特にねばねば成分の水溶性食物繊維はコレステロールの排出に特に効果的とされています。
◎納豆
納豆に含まれる納豆キナーゼという酵素が血栓を溶かし、血液凝集の改善に効果を発揮し血液をさらさらにしてくれる期待ができます。たんぱく質と食物繊維も豊富なのでコレステロール低下作用があります。
◎たまねぎ・にら・にんにく
これらに含まれるつんとした独特の臭い成分である硫化アリルは新陳代謝にも良く、血液さらさら効果もありコレステロール対策に良いとされています。硫化アリルは水溶性なので辛味を抜くとき水にさらしすぎないよう注意したいところです。
◎トマト
欧州では「トマトが赤くなると医者が青くなる」とまで言われるほど健康効果があるとされるトマト。抗酸化作用のリコピンやカロテンに加えて中性脂肪やコレステロールを低下させるはたらきもあるとの報告がありました。トマトジュースでも効果が得られるそうなので手軽に摂取できるのもいいですよね。その際には無塩や無糖のものを選びましょう。
◎きのこ類
低カロリーでミネラルやたんぱく質、食物繊維も豊富なきのこ類。日々の食事にも取り入れやすいと思います。特にシイタケに含まれるエリタデニンという成分は血中コレステロールの値を下げて血流と血圧にも良い効果が得られるといわれています。
◎赤ワイン
コレステロールを上げるイメージの強いお酒ですが、赤ワインはポリフェノールが含まれているのでコレステロールの低下に効果的だといわれています。色素成分のアントシアニンやタンニン、カテキンなどポリフェノールが豊富に含まれているので抗酸化作用があり血液の酸化や動脈硬化への効果が期待できます。
なかなか下がりにくいコレステロールだからこそ、日々の食品で対策を!
いかがでしたでしょうか。揚げ物や甘いお菓子など美味しいものを食べると上がるイメージのコレステロールですが、美味しく食事をしてコレステロール対策ができるなんて理想的ですよね。血中壁に悪玉コレステロールが付着し続けると動脈硬化が起こり、重大な病気へと繋がってしまいます。是非今回挙げた食材を積極的に摂りいれて、コレステロールを下げることへの手助けとなれば幸いです。
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