忙しい毎日を送っているとついついストレスも溜まり暴飲暴食や運動不足で肥満になりがちですね。それでも忙しい中ダイエットはなかなかできないもの。ですが、睡眠をきちんと取るだけでダイエットが可能だといいます。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、しっかり眠るととても効率よく脂肪の消費が期待できます。今回は良い睡眠をとるだけのダイエットについて詳しくご説明させていただきたいと思います。忙しい毎日の中睡眠をしっかりとることでダイエット効果も得られるなんてとても簡単ですね。
◎睡眠不足がダイエットを邪魔する原因
肥満の原因の1つに睡眠不足が挙げられます。
睡眠不足が続くと太りやすくなってしまった、という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。それは睡眠時に分泌される「成長ホルモン」が関係しています。
実際に睡眠時間を多く取る人と少なくとる人で実験をしてみたところ短く取る人の方が脂肪細胞から分泌される痩せホルモンが減少してしまうことが判明したそうです。
睡眠を少なくとった方は脂肪細胞から食欲を抑制し代謝を促進するホルモンが少なく分泌され、また食欲を増やしてしまうホルモンが増えてしまうことが発見されました。睡眠時間が減るだけで食欲を抑制するホルモンが減り食欲を増進させるホルモンが増えるという事は、睡眠不足で肥満になりやすいと考えて良いでしょう。ですので、しっかり睡眠をとらないと太りやすくなってしまう、つまりダイエットの邪魔になってしまうといえます。
睡眠は体や脳を休ませるだけではなく、記憶の整理や体の修復もするとても大事な時間です。睡眠不足が長く続くと肥満だけでなく生活習慣病の原因ともなると言われています。
◎太りにくくするための睡眠の取り方
・夜中3時にはしっかり眠っているようにしましょう
しっかり深い睡眠が取れれば太りにくくなる。…ということまではわかっていても、忙しい毎日、家事や育児に仕事…と、なかなか思うように睡眠が取れないのも現代人の悩みです。
しっかり睡眠時間を取ることが一番大切ではあるのですが、難しい方は、睡眠時間を長くととるというよりは夜中の3時にはしっかり深い眠りに入っていることをまず目標としてみてください。
成長ホルモンが多く分泌されるのは深い眠りの時で、眠りについてから3時間までであります。また、成長ホルモンは22時〜2時に集中して分泌されますが、3時までに眠っていれば成長ホルモンの分泌時間に間に合うとされているからです。
次に睡眠時間の長さですが、7時間前後を目安として取りましょう。どうしても難しい方は夜中3時には必ず眠っていることを心がけ、お昼寝を挟んだり通勤の行き帰りで少しずつ睡眠を取ったりなどして1日トータルで7時間は眠ることを心がけていただきたいです。
またタンパク質をしっかりとってよく眠ると成長ホルモンがとてもよく働いてくれると言われています。納豆や豆腐脂身の少ない肉や魚などをバランスよくとると良いでしょう。
さらに寝るときには腹式呼吸をするとリラックス効果も高まるので深い眠りに入ることができます。
・眠る1、2時間前にお風呂に入って良質な睡眠を
寝る1時間から2時間前にお風呂に入っていることで体の深部体温を下げ、深い眠りにつきやすくすることも大事です。睡眠することでダイエットに繋げたいならシャワーで済ませずしっかりを湯船につかりましょう。入浴で体温が高くなると血行が良くなるので、寝る時間の頃には体温が徐々に下がってきます。すると深部体温が下がり、自然な眠気が生じてくるので、ストレスのない深い眠りにつきやすくなるといわれています。
◎良質な睡眠を取ってダイエットにつなげましょう
良質な睡眠は成長ホルモンの分泌につながり、痩せやすい・太りにくい身体にしてくれます。長時間の睡眠を取るのが難しい方は、まず夜中3時にはしっかり眠り、良質な睡眠を取れるように心がけましょう。また眠る前に強い明るさの照明の下にいると脳に刺激が伝わるので良い深い眠りの妨げとなってしまいます。寝る前の寝室は間接照明にしたりスマホやパソコン、テレビを長い時間見ないようにしましょう。忙しい日々でなかなかダイエットができないからこそ、毎日必ず取る睡眠を良質なものにして、手軽にダイエットにつなげてみてはいかがでしょうか。
最新記事 by kirei濵屋あゆみ
- 抜け毛の季節が近づいてきた‼︎秋の正しい抜け毛対策は? - 2019年8月7日
- 自分のご褒美に「ほうじ茶」がオススメ! - 2019年8月1日
- なぜ地黒なのか?地黒の原因は? - 2019年7月28日