若い頃は気にならなかったのに、最近抜け毛が増えてきた・・・
髪は多い方だったのに、30歳代後半から急に頭頂部が薄くなってきた・・・
など、年齢と共に悩みも大きくなってきてはいないでしょうか。
老化現象だからしょうがないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、抜け毛の原因を知ることにより予防することもできますので、本来の毛髪の寿命を縮めずにすみます。
なぜなら、毛周期が乱れることで、発毛、育毛のサイクルが崩れ、男性の場合3年〜5年伸びるはずの毛髪が寿命を迎え抜けてしまっているのです。
それではまず、薄毛の原因をみていきましょう。
◎薄毛の種類
□壮年性脱毛症
加齢によって髪の成長期が短くなり、髪が細く痩せていきます。成人男性で、徐々に脱毛が進んでいく症状です。主に、前頭部と頭頂部の髪が薄くなるのが特徴。また、額の左右の上部から薄くなり、M字に薄くなりながら頭頂部に進んでいくこともあります。
□男性型脱毛症
男性型脱毛症はAGAと呼ばれます。若い人では20歳代後半から症状が目立ってきます。頭部全体ではなく、頭頂部と額の生え際から薄くなります。男性ホルモンの働きが影響しているとされ、治療をすることが可能です。
□円形脱毛症
とくに前兆がないところが特徴で、髪が円形や楕円形に抜けます。性別や年齢にかかわらず、誰にでも起こります。
・AGA
AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。思春期以降に発症することが多く、額の生え際や頭頂部から、髪が薄くなります。
一般的に、男性ホルモンの影響や、生まれ持った遺伝的な体質が原因だと考えられています。
AGAが原因の薄毛の場合、症状は進行性。効果的なケア、治療を行うことが大切です。
◎薄毛を引き起こす要因
男性の薄毛には以下のような要因があるとされているため、心当たりのある方は、ぜひ対処して薄毛を遠ざけましょう!
・過度の飲酒
仕事上飲み会が多い人、アルコール摂取がストレスのはけ口となっている方は注意してください。飲みすぎは血液中の栄養素や酸素を低下させ、頭皮の状態を悪化させてしまいます。
また、髪の主成分であるたんぱく質は肝臓で作られており、過度の飲酒により肝臓に負担がかかることで髪が育たなくなってしまうのです。さらに、髪に必要なアミノ酸が体内でのアルコール分解に使われてしまい、髪の生成に使えなくなるデメリットも。適度な量を守り、ストレス発散は別の方法も持っておくようにしてくださいね。
・喫煙
タバコは薄毛の要因として知られています。タバコの成分であるニコチンには血管を収縮させる作用があり、頭皮に栄養がいかなくなってしまいます。
仕事柄、喫煙室での休憩が習慣化している方もいらっしゃるかもしれませんが、薄毛対策をしたいと考えているのなら、喫煙はできるだけ控えましょう。
・食生活
皮脂の主成分は中性脂肪。動物性脂肪を多く含む食品は特に注意してください。お肉はもちろん、バターやチーズなども動物性脂肪です。
また、体内の血糖値を急激に上昇させる食品も注意が必要です。血糖値の急上昇は、皮脂分泌を促すインスリンの活動を活発化させます。たとえば小麦粉やお米のような穀類、糖分の多い洋菓子、フライドポテトやポテトチップなどのジャガイモを含む食品も、インスリンを活発にします。
皮脂分泌が気になる人は、以上のような食品は避け、野菜や魚を中心とした食生活を心掛けましょう。
・睡眠
育毛に大切な成長ホルモンが出やすい時間帯は、22時~夜中の2時ごろです。この時間に質の良い睡眠がとれていないと、髪の成長にも悪影響を与えるとされています。
また、成長ホルモンは年齢とともに分泌量が低下するといわれています。思春期後期の分泌量が多く、20歳ごろから40歳ごろにかけて減っていきます。肌にシワやシミができることも、成長ホルモンと関係があるとされ、肌にこうした症状が出ている方は、すでに成長ホルモンの分泌が減っている可能性があるといえるでしょう。
・血行不良
とくに頭頂部周辺の髪が薄くなる原因には、血行不良が関係していると考えられています。健康な頭皮は白っぽいのですが、頭頂部の毛髪が薄い人の頭を見ると、頭皮が赤くなっていることが多く、それは血行不良であることを現します。
血行が悪化すると、髪を生成する毛母細胞へ栄養が届かず、細胞の新陳代謝が低下します。そのため、髪が薄くなってしまうのです。
・紫外線
真夏のサーフィンが趣味、あるいは営業職で日中外に出るが、帽子をかぶらない方は要注意。紫外線を浴びすぎた頭皮は乾燥し、毛根に必要な水分を維持できなくなります。さらに頭皮は日焼けをすると老化し、毛髪を作る毛母細胞の働きを弱らせてしまいます。その結果、抜け毛が増加し、薄毛が進行してしまうのです。
・ストレス
ストレスは抜け毛の要因になります。仕事、家庭、さらにプライベートでもストレスが多い方は、頭皮のケアに気をつけなくては、薄毛のリスクが高いと考えてよいでしょう。ストレスにより体が緊張した状態が続くと、交感神経が活発に働き、体内の血管が収縮し、その結果、頭皮の血行が悪くなり、髪が成長しにくくなったり、抜けやすくなったりするのです。
ストレスは体内に活性酸素を発生させ、細胞を老化させるだけではなく、血行も悪くします。ストレスは生活の中のつきものと言えますが、うまく発散する方法を身につけておくことが必要でしょう。
・ヘアケア
髪だけでなく頭皮をケアするために、ヘアケア商品を正しく選ばなくてはいけません。たいてい、一般的なドラッグストアなどに売られているシャンプーは「高級アルコール系界面活性剤」で作られています。
原価が安く、強力な洗浄力がある成分で、台所用洗剤、洗濯洗剤、住宅用洗剤にも使われているものです。男性の場合はとくに皮脂のべたつきをとりたくて、こうした洗浄力の高いシャンプーでごしごしと髪をあらってしまいがち。しかし、この成分が合わないと頭皮を刺激してしまい、皮脂を過剰に分泌させるデメリットがあります。
また、臭いやべたつきが気になって1日に何回もシャンプーをしたり、忙しくてすすぎが甘くなるのも要注意。頭皮に成分が残ると、毛穴を詰まらせたり、ふけやかゆみを引き起こしたりする原因になることがあります。すすぎはシャンプーの時間よりも長めにして、しっかりとシャンプーの成分を落としましょう
◎まずはできることから解決を!
いかがでしたでしょうか。いきなり全てを解決するのは難しいかもしれませんが、いつまでも若くいるために、1つずつ解決していきましょう。
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